経営計画書(経営戦略)の策定支援

          
<資金調達の切り札!>
資金調達のための経営計画書(経営戦略)を作成しませんか?


 最近では、各金融機関は、融資(借入)の判断をする際には、経営計画書を大変、重視しています。したがって、資金調達に成功するためには、数字に裏付けられた、論理的で、将来性(成長性・収益性)があり、実現可能な説得力のある経営計画書の作成が、何よりも大切です!
 
 また、ますます厳しくなる経営環境の中で、生き残り、さらなる成長を実現するためには、中長期のビジョン、経営戦略をじっくりと考え、売上計画や利益計画を数字に落とし込んで経営計画書を作成することがとても大切です。

<経営戦略策定のポイント>
1、 外部環境分析
 経営戦略を考えるためには、まず、最初に、経済環境(景気、消費、物価)、産業構造、法律改正・規制)、競争環境(業界構造)、技術環境(新技術)、社会環境(少子高齢化・人口減、消費者構造の変化、購買行動の変化)等の外部環境を分析します。

2、 3C分析(顧客・市場、競合、自社分析)
 次に、外部環境分析を踏まえて、3C分析をします。顧客・市場分析では、文献調査、アンケート、インタビュー、議論等により、顧客ニーズ(顕在・潜在ニーズ、まだ満たされていないニーズ、顧客の不満・妥協)、購買決定要因(品質、機能、サービス、価格、ブランド等)、購買行動(購買決定プロセス)等を分析します。

 競合分析では、競合他社の戦略、売上・利益、市場シェア、ビジネスシステム(研究開発、調達、生産、販売、サービスの事業の流れ)上の強み・弱み、競争力の源泉(優良な客層、研究開発力、低コスト体制、営業力、人材の質)等を分析します。

 自社分析では、競合と比較して、ビジネスシステム(研究開発、調達、生産、販売、サービスの事業の流れ)上のどこに、自社の強み・弱みがあるのかを明らかにし、SWOT(強み・弱み・機会・脅威)分析により、自社の強み・弱みを踏まえて、自社にとっての今後の事業機会(チャンス)や脅威(リスク)について分析します。
 
 3C分析を通じて、自社の強みを生かし、競合よりも、顧客ニーズを満たす商品・サービスを継続的に提供し、高収益を実現する戦略を考えます。

3、 セグメンテーション(市場細分化)
 顧客分析を行いながら、自社が高収益を期待できるセグメント(同質のニーズを持つ顧客グループ)を探すための切り分けを行います。切り分け(細分化)の軸としては、地域、年齢、性別、所得、職業、ライフスタイル、性格、求める価値(経済性、機能性、プレミアムなど)、使用頻度などがあります。

4、 ターゲティング(市場の特定)
 次に、切り分けたセグメント(顧客グループ)の中から自社が狙うセグメントを優先順位を付けて選択します。選択基準としては、顧客セグメントの将来性(規模・成長性)、自社の強みを生かせるか、自社の収益性、競合に対する優位性を築けるか、などを総合的に判断します。

5、 ポジショニング(差別化の方向性)
 次に、ターゲットとする顧客セグメントに自社の商品・サービスを選んでもらうための差別化の方向性を考えます。差別化の方向性としては、機能・品質・効果、デザイン、サービス(サポート)、利便性、価格、接客(専門知識、アドバイス等)、イメージ(ステータス、情緒的価値)等があります。

(経営計画書の内容)

経営理念
ビジョン
外部環境の分析
 マクロ環境分析、機会と脅威、成長戦略、
内部環境の分析
 自社の強み・弱み
事業ドメイン(領域)を定める
 顧客の細分化、ターゲット顧客の選定
基本戦略(経営戦略)の策定
 各個別事業の経営戦略の策定
 各機能別の戦略を策定
  マーケティング・営業戦略、研究開発、生産、調達・仕入れ、人事・組織戦略、財
  務戦略
5ヵ年利益計画
5ヵ年資金計画

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